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2018.07.30

社内自作キーボード勉強会を行いました

突然ですが自作キーボードというものをご存知ですか?
スマートフォンやタブレットが世間に流通した昨今でも、業務を始めとして入力デバイスにキーボードを利用している人は多いと思います。多くの時間をキーボードと共に過ごすことが多いことからキーボードにこだわりを持つ人もまた多く、Happy Hacking KeyboardやReal Forceを筆頭に高級なキーボードは根強い人気を誇っています。

しかし最高のキーボードといっても個々人によって違うはずで、それゆえ簡単には見つかりません。キーボードをいくつも購入してみたものの満足出来ていないという人もいらっしゃるのではないでしょうか。キーの配列やデザインにこだわりだして一般に流通しているキーボードでは満足出来ない人たちが自らの理想を求めて自作したキーボード、それが自作キーボードです。

自作といってもキーボード自作キットを購入してマニュアルの通りに組み立てるものから、回路設計から全て自作の完全オリジナルキーボードまで幅があります。キーボード自作キットの組み立ては電子工作初心者の方でも気軽に取り組める難易度になっているのでおすすめです。ちなみに、キーボードを自作している人たちの間で究極のキーボードは”Endgame“と呼ばれています。

弊社の社員の一人がそんな自作キーボードにのめり込んで複数のキーボードを制作しており、これをきっかけとして自作キーボードに興味を持ったという社員がちらほらと出てきました。そこで、興味のある社員に好みの入力デバイスを制作してもらいより快適に日々の業務に取り組んでもらおうということで、自作キーボードに詳しい講師の方をお招きして社内で自作キーボード勉強会を行いました。

勉強会開始前に購入したキットや部品を並べて撮影してみました。壮観です。

制作中の様子です。お招きした講師の方から初心者の社員に簡単なレクチャーが行われました。わからないことは気軽に質問できます。私も半田付けは初めての経験だったので少しでもわからないことがあれば質問しながら組み立てを行っていきました。

Helixというキーボードの基板(PCB)です。このキーボードはダイオードとLEDの半田付けが必要になります。

Fourierというキーボードの組み立て風景です。Web上に日本語で書かれたビルドログが少なかったので、 英語で書かれたガイドに従い組み立てていきます。

ダイオードの半田付けが終わり、キースイッチを取り付け動作の確認をしているところです。

基本的には各部品を半田付けしていく流れになっているのですが、社員の多くがLEDの半田付けに苦戦していました。中にはLED実装の向きを両手分全く同じ方向にしていた社員がおり、彼はその後全てのLEDを外し片手分を最初からやり直していました。

トラブルはありましたが、講師の方に手伝っていただきながら最後には全員がキーボードを完成させることが出来ました。

完成後の写真です。

別角度から。

LEDを点灯させて撮影した方が良かったかもしれません。

LEDを点灯させたHelixの写真です。

参加者のほとんどが初めての電子工作ということもあり少々予定時間を超過してしまいましたが、今回の勉強会を通じてより良い入力デバイスを制作することが出来たので日々の業務をより快適に行えそうです。また、業務以外で社員同士協力して作業を行うのは新鮮な気持ちでした。またこのような機会が設けられたらと思います。

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